令和5年度
無人自動運転等のCASE対応に向けた
実証・支援事業概要

新着情報

2023.8.22【NEW】
②蓄電池のリユース・リサイクルの採択結果を掲載しました。

「公募関係資料、採択結果」のページにてご確認ください。

2023.8.10
①データ連携の採択結果を掲載しました。「公募関係資料、採択結果」のページでご確認ください。
なお、蓄電池のリユース・リサイクルの採択は8月下旬を予定しております。

2023.7.27
公募関連資料を追加しました。

2023.7.21
公募説明会を7月25日(火)に開催しました。

2023.7.21
①データ連携と②蓄電池のリユース・リサイクルの公募を開始しました。

事業の概要・趣旨

無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業
(健全な製品エコシステム構築・ルール形成促進事業)について

 電動化を含む「CASE」技術の社会実装の推進に伴い、蓄電池の需要の増加が見込まれる一方、蓄電池はその製造時に大量のCO2を排出することや、希少資源を大量に使用すること、また、希少資源の一部については、 児童労働の懸念や精錬時の環境影響が懸念されています。
また、世界に目を向けると、カーボンニュートラル社会の実現に向けた電動車の普及拡大や、大量に普及した電動車が中古車市場へ流入し、今後、廃棄されることを踏まえ、畜電池のリユース・リサイクルに係るルール形成が各国において進んでおり、サプライチェーンにおけるデータ連携の仕組みづくりが進められております。

 我が国でも、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けたグリーン成長戦略において、蓄電池ライフサイクルでのCO2排出量の見える化、材料の倫理的調達及びリユース促進等に関する国際ルール・標準化に取り組むこととし、蓄電池のリユースに係る製品やマネジメントに関する規格の策定などが行われています。これら蓄電池のエコシステムに関する取組・ルール形成は、蓄電池のみならず電動車も含めた市場形成に大きな影響を与え、今後、CO2排出量の少ないサプライチェーンを構築できるかどうかが蓄電池の競争力を規定する可能性があること、さらに、ルールそのものが膨大な認証やデータ連携を要することから、認証ビジネスやデータ連携プラットフォームの産業を誘発し、大きな市場になることが想定されます。

 そこで、本事業では、世界各国における環境規制等の動向を踏まえ、蓄電池のエコシステムに関する制度等の整備に資する事業として、蓄電池のカーボンフットプリント、デュー・ディリジェンス、リユース・リサイクル、データ連携に関する取組を支援することで、電動車等の普及、及びCO2排出量削減を促進することを目的とします。

公募概要

【補助事業】

①データ流通
(ア)蓄電池のトレーサビリティ管理システム
(イ)アプリケーション

②蓄電池のリユース・リサイクル

(ア)電池の回収等の状況のトレーサビリティ確保など、使用後の電池の回収・有効活用に資する取組。

(イ)中古電動車流通時の電池の価値を適正に評価する手法等の検証等、適正な中古電動車市場の創出に資する取組。

(ウ)二次利用電池の安全性確保や適正な性能評価による流通促進のための連携の促進に資する取組。なお、電池の残存性能の見える化については、令和2年に電動車活用推進協議会と経済産業省で策定した「電池性能見える化ガイドライン」で示した基本的な考え方や事例を参考に、課題の定義や提案を行うこと。

(エ)有用資源の回収やリサイクル材料の使用促進のため、安価な回収手法の開発や有用資源の回収率・再利用率向上等を通じて、リサイクル材料の市場創出に資する取組。

【公募期間】

公募期間:令和5年7月21日(金)~8月2日(水)
公募開始:    7月21日(金)
公募締切:    8月 2日(水)15時(jGrants必着)

【事業期間】

補助対象期間は、令和5年単年度とします。

【補助率】

補助率は2/3以内とします。

【補助金上限】

各事業における各社1事業あたりの補助金上限額は以下のとおりとします。

① (ア)  1100百万円/年度
① (イ)    75百万円/年度
② (ア)~(エ)40百万円/年度